2008年 01月 13日
お正月に読んだ本1 |

『マリアの空想旅行』 森 茉莉
正確に言うとこれは今読んでいる途中。
森鴎外の娘である森茉莉さんが古都とパリについて書いた本。
旅行が嫌いらしく古都については、写真を見ただけで
本の題名そのまま空想で書かかれたそう。
空想だけでこれだけ書けるのは、その知識の豊富さと発想力によるものでしょうか。
文章の中に出てくるふり仮名が打っていなければ読めないような単語から
なんとも言えない京都らしい情緒が感じられます。
第2章は実際にいたというパリ時代を回想して書かれたもの。
こちらはこれから読みます。

『いのちの食卓』 辰巳芳子
料理研究家、辰巳芳子さんの本。
レシピも少し載っていますが、“食”や“家事”など
日々の態度の大切さも書かれています。
風土についてのお話もとても共感できました。
食べる事は好きだし、出来れば美味しいものをいつも食べたいと思うけれど
単なる食欲としての欲だけでなく食べると言う事をもう少し深い意味で
捉えている。つもり。
人を思って作る料理とそうでない料理。
その出来が違うのは言うまでもなく、それはお花も同じ事。
そんな事を再確認できる本でした。
いつも本当にありがとうございます。とても励みになっています☆
花&ガーデニングの人気blogランキングへ

by bloom-f
| 2008-01-13 11:30
| book